【新年のご挨拶】
新年、明けましておめでとうございます。
今年もついに本格的な寒さが到来しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
青森県は大雪と大寒波で大変な冬となっております。
毎日の雪片付けだけではなく、りんごの選果梱包場も本当に寒くて大変です。
スタッフ一同、皆様から毎日いただく沢山のご注文や温かいレビューの数々を見て「ほっこり」させていただき、日々寒さと闘いながら、皆様に美味しいりんごをお届けするために頑張れております。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
我々かぐや農園は、りんごの生産量日本一の青森県弘前市にあります。
この地域でも、ほとんどのりんごが市場に出荷されます。
市場に出荷されたりんごは「見た目」と「サイズ」で規格に分けられ、値段が決められます。
そして「青森県産りんご」としてひとくくりにされ、販売されてしまいます。
そうです。「味」は全く関係なかったのです。
「世界一美味しいりんごをつくる!」そう心に決め、
・畑の位置(標高)にこだわり(山のりんご)
・樹の状態にこだわり(伝統的な丸葉栽培)
・使用する資材にこだわり(厳選した有機肥料のみを使用)
・栽培方法にこだわり(天候に合わせた徹底的なスケジュール管理)
とにかく「味が良くなる」とされていることを片っ端から試しながら、試行錯誤の連続でした。
そしてついに今年、「平均糖度15度超え」の葉とらずふじの栽培を実現いたしました。
王林も、日本一のりんご市場の熟練スタッフさんが「歴史上一番美味しい王林だ」とお褒め下さいました。
これこそが「りんご栽培の正解だ!」という栽培方法にたどり着いた瞬間でした。
とにかく「りんご本来の味が濃い」りんごを目指して栽培してきた結果だと思っております。
写真は、今お届けしている「樹上完熟葉とらずふじ」のセンサー選果機の結果です。
糖度が15度超えのものばかりですね。
一般的なサンふじが糖度10~12度とされています。
他社様が「プレミアムりんご」として販売しているものが、糖度12~14度保証のものが多いようです。
我々は、選果の際に糖度12度以下のものは「低糖」として「規格外」となるよう、味で「厳選」させていただいております。
その中でも、上実・贈答用(1番手)規格の大玉で糖度16度保証のものが、某高級フルーツ店で一玉3,000円で販売されております。
りんご本来の「甘み」「酸味」「香り」が強い最高級りんごとして、お喜びいただいているようで、大変嬉しい限りです。
※上実・贈答用(1番手)規格の販売ページは別でご用意させていただいております。
今までかぐや農園では「上実・贈答用(1番手)規格」と「家庭用(3番手)規格」を販売させていただいておりましたが、この度「通常用(2番手)規格」をご用意させていただきました。
今まで、某高級スーパーでお取り扱いいただいていた部分の規格となります。
色値は「上実・贈答用(1番手)規格」より少し劣りますが、「家庭用(3番手)規格」より見た目も良い、美味しいりんごをお届けいたします。
市場に出荷した場合の我々農家の手取りに、販売手数料分を上乗せしただけのお得な価格で販売させていただいております。
まずは大玉の部分から優先的にお届けしておりますので、是非この機会に一度お試しください。
今年はりんごの市場価格が例年の約3倍、資材価格の高騰も止まりません。
「家庭用(3番手)規格」のりんごは、少しでも皆様にお得にお届けするために、ネットの代わりに新聞紙を利用するという工夫をさせていただいております。
ご了承いただけますと幸いです。
我々が一生懸命育てたりんごをご購入いただいている皆様へ
お口に合いましたでしょうか?
ご満足いただけましたでしょうか?
どんなにこだわって育てていても、そんなに味に自信があっても、更にセンサー選果機で味を「厳選」していても、毎年心配が絶えません。
最後になりますが、我々かぐや農園は、皆様の毎日の美味しさと健康に寄り添えるように、これからも美味しくて身体に良いものを精一杯育て、お客様ひとりひとりにまっすぐ向き合いながら、正直な農産物をお届けしていくことをお約束させていただきます。
そして、皆様のご健康とご多幸を、ここ本州最北端の地「あおもり」から願っております。
かぐや農園(株式会社ホーデック) 代表取締役 吉田 匡宏
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