▼「葉とらずふじ」って?
りんご本来の美味しさの秘密は、実は葉が大きく関係しています。
葉は、日光を沢山浴びることで光合成をします。
それにより、たくさんの栄養分が実に送られ、甘くて美味しいりんごが育ちます。
生食用りんごとしては味や食味が最も良いとされ、りんごの生産地、青森県でも最も多く栽培されている品種「晩成ふじ」の中でも、りんごの色づき(見た目)を良くするために葉をとってしまうサンふじと比べ、味と栄養価を重視し、りんご本来の美味しさをギュッと閉じ込めたのが「葉とらずふじ」です。
▼「樹上完熟」って?
りんごは本来、木に成っている状態で完熟させると、最高に美味しくなります。
しかしスーパーなどで販売されているりんごは全て未熟な状態で収穫されます。
未熟なりんごが生産者から市場に持ち込まれ、輸送され、他地域の市場に持ち込まれ、仲買に買われ、青果卸会社、小売店と、皆様の手に渡るまでに熟していくことになります。
しかし、それでは最高に甘くて美味しいりんごにはなりません。
私たちは樹上で最高の状態まで完熟させ、生産者の強みを生かし、皆様のもとへ新鮮な状態でお届けしています。
▼りんごにとって「最高の環境」
〜大自然の恵みを受けて〜
りんご生産量日本一を誇る、青森県弘前市しみず地区。
「津軽富士」と名高い、岩木山を臨む中山間地で、私たちはりんごを育てています。
ミネラル豊富な岩木山の雪解け水、中山間地特有の、昼夜の寒暖差、すべてが、りんごにとって「最高の環境」と言われています。
そんな「最高の環境」に育まれ、大自然の恵みをギュっと濃縮したりんごを、お届けいたします。
▼徹底した「土づくり」
〜土への貯金〜
私たちは、先祖代々守り抜いてきたこの大切な土地で、りんごを育てられることに日々感謝し、自分たちの子どもや、孫の世代まで引き継いで行くために、毎年、「土への貯金」を行っています。
確かに、人間が開発した化学肥料は、素晴らしいものです。
目に見えてよく効きますし、りんごも大きく育ちます。
でもそれだけでは、土はどんどん「痩せて」いきます。
自然からの「搾取」ではなく、毎年採った分以上の、「貯金」をしていくこと。
私たちは、化学肥料は一切使わず、「マグロの骨」を使った有機肥料を使用しています。
りんごにとって大切な、アミノ酸とミネラルが豊富で、毎年どんどん木が元気になっていきます。
また、有機堆肥にこだわり、サイズやコスト、収穫量よりも、本当に美味しいりんごを追求しています。
▼こだわりの「丸葉栽培」
〜全てはりんごファースト〜
りんごの栽培方法において、「わい化栽培」「超高密植栽培」が最近のトレンドです。
確かに、作業効率は上がります。
経費も大きく削減できます。
単位面積当たりの収穫量も、大きく上がります。
でもそれは、すべて人間の都合なんです。
りんごの木にとっては、大きく負担がかかります。
木の寿命も、大きく縮みます。
りんごだって、「生き物」なんです。
りんごの木を「使い捨て」にしたくない。
自分たちが生活するための「道具」にしてしまいたくない。
私たちはあえて伝統的な「丸葉栽培」にこだわり、一本一本の木に、丁寧に手をかけ、大自然の中でノビノビと育てる事で、りんご本来の美味しさを追求しています。
▼「安心・安全」をお届けしたい
〜自分の子どもに食べさせたいりんごを〜
アメリカのハーバード大学など、数々の研究機関が、有機リン系の農薬を低濃度でも摂取した子どもは、注意欠陥・多動性障害(ADHD)になりやすいと、アメリカの小児学会誌で発表しています。
それは、500件にも及ぶ論文を根拠に発表されたものです。
私たちは、小さな子どもがいる親の世代です。
自分の子どもに「心から食べさせたい」と思える、そんなりんごをつくりたい!
人は、風邪をひいたら病院に行き、薬を飲みます。
りんごだってそうなんです。
でも、きちんとした用法・容量を守らないといけません。
私たちは、なるべく農薬は使わず、徹底した散布管理を行い、ひとつひとつ丁寧に手間をかけながら、まるで「じぶんの子供のように」りんごを育てています。